・はじめに
「ダイナミックプライシング」という言葉をご存知だろうか。
「動的価格設定」や「変動料金制」と言い換えることも可能でいわゆる需要と供給のバランスを見てサービス提供者サイドで自由に価格を設定できる、これをAIによって自動化して行っている。
恥ずかしながらぼくは知りませんでした。全く聞いたこともなかった。
「ダイナミックプライシング」を知るきっかけとなったニュースはこちら。
1つの会場の中で(同じようなグレードの席で)Aさんは5000円でチケットを購入しました。でも隣のBさんは15000円でチケットを購入してました。ってことが実際に起こって問題視されているわけですね。
問題点は不平等感でしょうか?
・ ダイナミックプライシングのメリット・デメリット
(引用元)
事例から学ぶダイナミックプライシング入門講座。AIがもたらす「価格」の未来とは? - ビジネスWebマガジン「Future Stride」|ソフトバンク
そもそもこの仕組みを始めて知ったぼくがまず感じたのは
「企業にとっての優位性は高いのでは」です。
消費者目線では「めんどくさそう」「博打」「株価」
企業の利益は最大化できそうです。
特にAIなのでコストカットにも期待できますし、何よりデータが蓄積されればされるほど正確に細かく利益を得ることができるってのは企業にとっては導入動機をかき立てられますよね。
で、長い期間企業が運用することによってコストカットできた分を消費者に還元できれば企業にも消費者にもメリットがあると言えますね。
けど本当にそうでしょうか?
ぼくにはどうしても企業ファーストの仕組みに思えてなりません。
「強者の戦略」
消費者は踊らされることになりかねません。
・判断基準が1つ消える?
ぼくなんかもそういう節がありますが「価格が高いから信頼できる」ってことないですか?あまりにも安いと何だか「ぱっと見気づかないデメリットが隠されていそう」とか勘ぐってちょっと価格の高い方を購入してしまう。
でもダイナミックプライシングが浸透したら
「価格が高いから信頼できる」って価値観は崩壊していきそうですね。
「高い=需要がない」
となると我々消費者一人一人の判断力が問われます。多様化の社会にさらに多様化、うーん、正直選ぶのが面倒な気もしますが・・・。
・まとめ
初めて聞いた言葉で興味があったのと、メディアが取り扱っている問題点の「ズレてる感」が強かったのでサクッと記事にしてみました。
今後ぜひとも深掘りしていきたいですねー。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
合わせて読みたい↓