無職革命

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【義務教育の問題点】優秀なサラリーマンほど会社を辞める?

 

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義務教育の問題点は盛り沢山

 

この記事では特に大人になってから困るお金の話。知っていたら人生変わっていたかもしれない「マインド」をお伝え出来たら、と思っています

 

 

 

 

【義務教育の問題点】優秀なサラリーマンほど会社を辞める?

 

 

工場でのライン労働がモデル

 

義務教育の根本的な考え方の中に「工場でのライン作業員」がモデルになっています

 

何を意味するのかと言うと「命令」を受けて言われた通りに職務を全うする。規律を守り、右に倣えの精神で同じことをする

 

そこに個人の考えや思想は不要。身体的特徴も少数派が「悪」のようにされてきました

 

優秀な人間ほど異を唱えるもの。しかし求められることは「みんなのレベルと合わせること」です

 

例えば国語や算数の勉強はできるが体育がてんでダメな生徒は、体育に関してもみんなと同じレベルを強要されるのです

 

自分は算数が好きだから算数をとことん勉強して突き抜けたいんです!と嘆願してももちろん認められません

 

算数はできない子に合わせて

体育はできる子に合わせて

 

そうして出来上がるのは工場労働に適した管理しやすそうな平均的な能力を持った労働者達です

 

義務教育とはそういうもの。今でこそ少しずつ変わってきましたがまだまだ根底的な考え方は変わっていないといえるでしょう。

 

そして実際の教育内容にも問題が

 

 

 

 

「お金」の授業がない

 

義務教育内での「お金」の授業というと何でしょう。「社会」でしょうか、はたまた「公民」?

とういうように、何となくサラッと習ったような記憶はあるのですが、、、程度の記憶しかありません

 

実際にお金や税金の話は社会人となって勉強しなきゃって思うことがほとんどです。それで勉強してもほんとんどの人はよくわからないので「サラリーマン」という生き方を選択するのです

 

 

 

 

なぜサラリーマンを選択する人が多いのか

 

これだけ多様化の社会と言われているにも関わらずそれでもなおサラリーマンという働き方を選択する方が多いのか

 

サラリーマンのメリットは前述した税金の話と密接に繋がりがあります

 

税金には実に様々な種類があって、細かい話は本職の先生に聞いていただきたいのですがここでは「サラリーマンは税金に対して無知でいい」という話をしていきたいと思います

 

簡単に言えばサラリーマンは税金のことは会社が全てやってくれます。ただ働いていれば必要な、適切な額の税金を納めることになります

 

当の本人は税金を納めているにも関わらず納めている認識なくまかり通ってしまうのです(給料から自動で引かれるから)

 

社会人になる時に、これを知った上で「税金のことなんにもわかんないからサラリーマンになって経理に丸投げしよー」とまで考えてサラリーマンになるって方はほとんどいないでしょう。実際にサラリーマンになったのちこの恩恵はでかいと感じる人はいるかもしれません

 

しかし例えばこれまで述べたお金、税金の授業を義務教育でやったらどうでしょうか

 

社会人になる前に必要な知識を正しく身につけ最適な選択をできる状態にまで持っていく

 

すると新卒の離職率って下がる気がしませんか

 

「なぜサラリーマンになる人が多いのか」に対する回答は「その選択肢しか無いように感じるから」がほとんどでしょう

 

 

 

 

 

よくある「学生の内に遊んでおけ」の勘違い

 

よく世の中のおっさんがいう言葉の1つに「学生時代は遊んでおけ」というのがあります

 

このメッセージに隠れた意図は「社会人になったら遊ぶことができないから」が含まれます

 

社会に出て仕事をしだすと遊ぶ暇も余裕もない。だから何も考えず遊べる学生の内に遊んでおけと

 

半分正解で半分間違いです

 

これに対して私の回答は「学生時代も社会人になってからも適切に勉強し適切に遊べ」です

 

一生遊び続ければいい。しかしそのためには「勉強しなきゃいけない」

 

「自分の頭で考えなくてはいけない」「泥臭い努力もしなければならない」ということです。だから学生の内は遊んでおけとは言いませんし、言えません

 

「学生の内に遊んでおけ」とういうのは人生諦めた、成長することをやめた人間から出る

年齢というマウントを取りたいだけの戯言です

 

全く気にする必要はありません

 

 

 

 

 

夢物語ではない「独立」

 

「独立する」と聞くと「かっこいい」「自分には無理」「人脈があるんだなー」など一般的な考え方を持った人はもしかしたら夢物語のように聞こえるかもしれません

 

ここにも義務教育の問題点があります

 

起業する勉強をしないからです。もちろん義務教育という限られた時間のなかでそこまで教えるなんて不可能だ。自ら学ぶ姿勢のある学生は大学で学んでるじゃないか。と聞こえてきそうですが論点が違います

 

義務教育ではその後の選択肢に「起業」「独立」が入ればいい程度です。しかしそれすら入らない

 

学生のほとんどはどこか特別な、自分とは住む世界の違うような才能のある人たちにのみ許されることと勘違いしてしまいます

 

 

 

 

工業化を進められた理由

 

例えば私が中学時代進路相談で担任の先生から言われたこと

 

「工業化に進めば就職に困らんぞ」

 

私は普通科を希望していました。確かに優秀でなかったし家も裕福には見えない、大学に行くような雰囲気でもなかったのでしょう

 

先生からすると高校を普通科に行って高卒で就職するより、工業化に行けば高卒での就職口も多く楽ができる、といった考えでしょう

 

何が言いたいのかというと先生は私に就職するという選択肢しか提示しなかったということです

 

工業化でも普通科でもどちらでもいいのですがどうせ就職するんだからその時楽なのは工業化だよ?だから工業化をお勧めするよ。といった考え

 

就職すること、サラリーマンになることが大前提になっているのです

 

 

 

 

優秀なサラリーマンほど会社を早期に辞める理由

 

理由は2通り

 

・その会社に問題がある場合

・そもそも独立志向だった場合

 

サラリーマン体質の問題点だと思っていますが仕事のできる、仕事の早い優秀な人間に仕事が集中するということ

 

こなすべき1日の仕事量を100とします

 

AさんとBさんとでは能力が違い

Aさんは100を15時までに、Bさんは100を17時までに終わらせることができるとします。通常に考えれば1日の仕事量は100なのですからAさんは15時に終わらせて「お先に」と言って帰っていいはずです。しかしサラリーマンにこの考え方は認められません

 

15時に終わらせたAさんには追加で仕事がやってきます。1日で120こなしました。これはこなす能力があったから成せた技です

 

しかしAさんとBさんの給料は同じです

 

「Aさんは優秀だね」「すごいね」と周りから賞賛される程度はあります。これが積もり積もっていき一生サラリーマンをやっていくと優秀な人の方が相当な量の仕事をできない人に比べてこなすことになります

 

もちろんAさんの方が出世しやすいとかはあるかもしれません。しかし確約された未来ではありません。その可能性が大きいだけ

 

例えばAさんがそろそろ部長になるかもしれない、という時期にたまたまAさんについた部下が大失態をやらかせば、管理不行届けで出世は間違いなく白紙でしょう

 

このようにサラリーマンであるということは頑張れない、頑張っても報われない環境に身を置くことと同義なのかもしれません(極端な言い方ですが)

 

となると優秀な人間がとる態度は絞られます

 

・優秀でないふりをして細々と会社内で過ごしていく

・頑張っても良い環境を求め転職する

・頑張っても良い環境を求め独立する

 

 

そもそも優秀なんですから1番上を選択するのは稀と思われがちですが複雑な生活環境等絡むと正直、一定数いて仕方がないのかなとも思えます

 

 

 

 

 

まとめ 

 

新入社員がすぐに会社を辞めてしまう背景には義務教育にも問題があるのでは、といった視点で 書いてきました

 

国が求めた人物像の先に個人の「豊かな人生」は待っていません。自分で考え判断することが必要です

 

会社組織で疑問を持つことは当然です。しかし大多数は疑問すら持たないかもしれない「そういうもの」として処理し可能性を自ら潰しているのかもしれない

 

当ブログはそんな世の中の「普通」に疑問を持てるあなたにはぴったりです、ぜひ他記事にも目を通していってくださいね

 

 

thank you

 

 

 

【追伸】

 

www.mizutako1.com

 

巷には「誰でも簡単に」とか「主婦でもスマホだけで月10万円」とか胡散臭いキャチコピーが流れていますがそんなものはありません、詐欺です。そのキャッチコピーがいかにリスクか理解している人間は方法を知っていても使わない。その謳い文句に集まる人間はレベルが知れてるからです

 

ではどのように正しい知識を身につけていくのかですが「勉強する」しか方法はありません。積み上げるのみです。しかし効率的に積み上げる方法は存在します

 

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