言葉の意味や類似語を紹介する記事ではないのであしからず。
今でこそ「フリーランス」という言葉は
日本社会に広く認知されました。
多様な働き方が認められる現代社会では
サラリーマンでさえ働き方の1つの選択肢と言えるでしょう。
ぼく自身フリーランスとして活動していますが
認知の高さを表すデータとは裏腹に、知人との会話等で感じる
未だ正しく認知されていない「フリーランス」という生き方について
その必要性とともに解説していきたいと思います。
・フリーランスの本当の意味
「自由業」
この言葉が1番しっくりきます。
言葉の意味としても正解なんですけどね。
しかし「自由」という言葉に
「アホっぽい」「社会不適合者」「ガキの戯言」
のようなニュアンスが含まれてしまうことが残念なところですね。
日本特有で1部の老害的な人間に見られる考え方で
今後間違いなく消え去っていくので安心しましょう。
社会的にどうとか法律的にとか税務上とかいった
話は得意でないので、
今回は考え方の部分。
「フリーランス」として生きる心構え
についてです。
・本来全て「自由業」
フリーランス=自由業と前述しましたが
本来は全ての職業が自由業ですよね。
日本人には職業選択の自由が約束されています。
どんな仕事をするか
個人個人で選ぶ権利があるのです。
しかし現実では
自分で選んだ仕事にも関わらず
会社に対して不平不満を言う社会人で溢れています。
平日の夜居酒屋ではどのサラリーマン団体も
会社の愚痴、他部署への不満、上司の文句等を
酒の肴に賑わせていますよね。
これは本人たちに「自由」という
概念が存在しないから起こる現象なんですね。
・教育と社会における問題点
自分で選択した感覚がないんです。
でもこれには理由があります。
「そういう教育を受けていないから」
日本では義務教育から
会社で働くことを前提に話が進みます。
ほとんどの家庭でも同様でしょう。
そしてそれが多数派になっていますから
ほとんどの人間が洗脳され
何も考えず会社員になるのです。
そこに自分で考えて
多様な選択肢の中から選択したという
概念がないから被害者意識が生まれるんですね。
自分の頭では何も考えなかった人たちほど
自分たちは被害者だと言い出すんです。
でも確かに被害者なのかもしれない
とも思います。
・日本社会の被害者
大前提で日本は資本主義社会です。
金持っている奴が偉いんです。
でもそんな教育はされませんよね。
むしろお金は「悪」のイメージすら植えつけられる。
あやふやに教育されて疑問にも思わない。
なぜなら日本は豊かだからです。
必要以上に行き届いたサービスが存在するから
最低限生きることに困らない。
そして何年か社会人を経験し
商売の原理原則がわかってきて
なんだか今の働き方って違うな、と感じても
その頃に結婚して子供もいて
住宅ローンも組んでいたらもう最悪。
冒険できない現実をつきつけられて
我慢だけの人生を送るしかなくなっていきます。
それほどに今までの日本には
「職業選択の自由」とはいうものの
本当の自由はなかった。
職業は選択できても
働き方は選択できなかったのである。
やっと注目されつつある
「フリーランス」という働き方でも
まだまだ誤解は多く存在するように感じている。
・フリーランスという生き方
仕事とはライフスタイル。
であれば「フリーランス」とは「生き方」
業種で区別されがちですが
ぼくは生き方だと思っています。
サラリーマンであっても副業を促進される時代であれば
フリーランス的な生き方を誰もがしなければならない。
サラリーマンであっても
フリーランス的側面を誰しもが
持っていないとリスクだということ。
・フリーランスが誰にでもできない理由
1番の理由としてはキャッシュフローを
自分一人で回す必要があるからでしょう。
サラリーマンであれば
営業部が仕事を受注してきます。
製造部がものを作ります。
経理部が全員の財務管理をしてくれます。
フリーランスはその全てを
自分一人でする必要があるのです。
一見大変そうにみえてしまうからこそ
多くの人がフリーになることをためらい、
脱サラすることに抵抗がある
1つの要因となっているのではないでしょうか。
実際には超簡単です。
この辺の記事で解説していますので参考までに。
・まとめ
サラリーマンであってもフリーランスであっても
経営者であってもフリーターであってもニートであっても
あなたが今どんな職業についていようが
どのような働き方をしていようが
意識しておいてほしい働き方があります。
「コンサルタント」です。
「フリーコンサルタント」という職業を
ご存知でしょうか。
超エリートイメージのコンサルタントとは異なり
自分の経験を誰かに教えるイメージです。
詳しくはこちら。気になる方は是非。
自分の人生経験を売る感覚。
今後必須となる考え方です。
サラリーマンとしての経験でさえ売れる時代ですが
事前準備や心構えが必要です。
ぜひ上記の記事を読んで
その感覚を理解してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。