この記事では「営業スキルと経営スキルの共通点」を7つ紹介します。
共通点なんてあるの?と思う方が大半でしょうが
あります
ぼくは会社経営の経験はありませんが営業マン時代に会社に雇われて自分のスキルを使うのが「もったいない」と感じ脱サラした経験の持ち主です
この「もったいない」という感覚こそ共通点だと感じるのです
自分で会社経営して自分のスキルを使えばサラリーマンとしていただける給料を大幅に超えますよね。それにぼくの場合はブラック企業でしたからなんなら半分ほどの労力で同等の金額を稼げるのでは?と感じていました
そして今ぼくは個人事業主ですがその感覚が現実のものとなりそうなところまできています
・営業スキルと経営スキル7つの共通点
もっとたくさんありそうな気もしていますがとりあえず7つ紹介します。「特に」そう思うものを厳選しました
・経営者の立ち位置を心得ている
いきなり経営者のみの話のようですが違います
営業マンは営業マンの立ち位置を心得ています。というより心得なければならないシチュエーションもあります
「100言わない」ってことです
営業は(もちろん様々ですが)割と場をセッティングするのが仕事だったりします
若手のうちはそんなに経験しないかもですがクライアントと自分とこの案件に関連ある業者等集めて打ち合わせをするって結構あります。で、どの業者を選定するか、この案件であれば社外のこことこことあの人。社内のこの人とあの人にも声をかけよう。のように問題解決のための最適解を探すように、抜けなくパズルのピースをはめ込むように
小さな経営者って感覚が強かったりします
・会社の財務・経理に関する知識
「営業たるもの数字には強くあれ」と言われたことないですか?
数字として管理するのは非常に大事でこれは経営者にも当てはまります。感覚が大事なこともありますがこと数字管理(経理的な分野)については「正しく正確に」が求められます。もちろん営業も最終的には経理部に任せるし経営者も自社の経理担当か税理士に任せます
ほら、やってることや考え方似てません?
・コミュニケーション能力
わざわざ書くほどでもないレベルで共通点ですよね
インターネットが発達した現代、今後さらに発展していく未来でも「人と人」のコミュニケーションはなくなりませんし最終的にはもっとも重要な要素です。あった方が良い能力ではなく営業マン、経営者にとっては必須スキルと言えるでしょう
今日からコンビニに行って買い物したら店員さんの目を見て「ありがとう」と言いましょう
・将来を読む先見性
ビジネスマンにとって「先を読む力」ってのは必須で、この能力は営業職を経験すると非常に養われると思っています。ぼく自身学生時代と大きく変わったのはこの「先を読む力」すなわち「時間軸の長さ」が長くなりました
例えば学生の時ってせいぜい先を見るといっても卒業までではないでしょうか。しかし明確に卒業までの計画をする学生は稀でほとんどの学生は「なんとなく」学生生活を満喫します
営業マンとなると「なんとなく」過ごしては結果が出ません。戦略的にいかなければならない。そのために「売り上げ計画」を立てるのです
経営者となれば「事業戦略」と変わります
このようにだんだんと時間軸を長くしていく必要があるんです。そのきっかけは営業職でしょう。営業職は自分で戦略を引きますから、他の職種だと最初は「部署」として引かれた戦略に沿って行動しますから「時間軸」の感覚を得るまで時間がかかる傾向があります
・判断力
営業の仕事は「サラリーマン」とはいうものの自分で判断して行動しなければならないシチュエーションが多いのが特徴。「会社に確認をとってから」「書類にハンコついてから」と特に大手の営業マンなんかは口癖のように言う印象でした。たしかに重要な契約や判断が難しい案件については「持ち帰って社内協議」が必要かもしれません
しかし経験等で自分が会社の意見と相違ない時ってあると思います。そんなことまで形式的にする必要ははっきり言ってないですよね
その辺の柔軟な思考が優秀な営業マンと経営者では共通すると思うんです
その場で返事すれば受注できたのに時間がかかってしまったがゆえに失注。そんな経験ないですか?(営業の方)
その空気感を読んで行動できる判断力は重要ですよね
・変化に対応する能力
人間は変化を嫌う生き物です
でも会社経営は変わっていかなければ生き残れないとまで言われています。「現状維持は衰退」だから変わり続けないといけないんです、営業も同じです
例えば市場の変化を1番最初に実感するのは営業マンです。で、会社に報告します。ここまでがサラリーマンとしての役目でしょうか。本来はその対策等を検討していかなければならない
まぁ自分の会社ではないし自分の商品でもないからそこまでやる必要はないのかもしれませんが、危機感を覚える機会は営業マンが断トツで多いと思います
でもお分かりのように営業マンしていれば自然と危機感を覚える体験はできる。その危機感に対してどうするべきか検討するのは「真剣味」の問題でしょう。自分の会社であれば間違いなく「真剣に」考えますよね。営業マンがもう一歩踏み込むと経営者です
・向上心を高く保てるか
そもそも経営者になろう、って時点で向上心はありそうですよね。向上心のある営業マンが独立するってイメージです。でも長く営業職のみやるのはおすすめしません。思考が凝り固まりますから
向上心のあるうちに独立することをおすすめします。世の中の大多数は向上心なんてないわけですからそのうち染まります。「鉄は熱いうちにたたけ」です
今やる気があるなら今動くべきです
・まとめ
どうでしょう、かなり似ていませんか?
でもどうしてもしっくりこないあなたは下記の2つのタイプです。
・そもそも営業職じゃない→営業に転職してください
・営業マンだけどピンとこない→真剣に仕事してないでしょ?真剣に仕事してください、それか真剣に仕事できる営業職に転職してください
独立を考えているって時点で意識は高いんだと思いますがホントに準備できていますか?よく独立して失敗しても日本はやり直しが効きやすいと言われたり「失敗は成功のもと」とかいって、どうぞ失敗しなさい、と言った風潮ですができれば失敗なんてしたくないでしょ?
失敗しないコツは準備です
正しいマインドの準備です
「営業職→独立→起業」が現代における正しいキャリアアップだとは思いませんか?
thank you