どうも、実は元営業マン「ミズタコ」です。
・はじめに
約6年間営業マンとして働きましたが、その前もその後も「営業」という感覚は人生においての必須スキルだと思っています。営業マンだから営業力が必要なのではなく誰しもに営業力が必要だと考えています。その辺の理由を本記事では解説して行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
・営業の種類
一口に「営業」と言っても実に様々な種類の営業がありますね。ルート営業から新規でガンガン飛び込み営業、とにかくテレアポ1日中電話!のようなものからぼくがやっていたような「調整役」のような種類もあります。特にこの調整役に分類される営業に要求される能力として「交渉力」があります。営業って聞くとものやサービスを売るイメージで確かにその通りなんですがものによっては売ってからもサービスを継続するタイプの商品や契約後ものを作るまでに何度も何度も打ち合わせを重ねて納品するに至るような商品まで非常に様々です。
営業がおすすめと言っている手前営業であればなんでもいいですができればこの「交渉力」を有する営業を経験していただきたい。そうするとその後の人生やそれまでの人生のモヤっとしていたものが違う形で捉えることができるようになるはずです。
・昔からいた仕切りたがり屋
「ガキ大将」ってイコール仕切りたがり屋ですよね。なんでも自分で決めたがるし回りの子達に指示をだす。基本わがままで腕っ節が強いイメージ。
営業ってそういうこと。
仕切らないといけないんです。自分が中心となって段取りからなにからなにまで。お客様の要望を最大限取り入れつつ自社の力量を客観的に俯瞰し適切な戦力の配置。そんな時腕っ節は強い方がいい。信頼されるから。多少わがままな方がいい。強引にひっぱってくれるから。そこは子供と大人の差でバランスは大事にしてほしい。
そんなエネルギーに溢れた人間に人は惹かれるものであるからこそ受注もできる。営業って口から出まかせのように喋り倒して商品を半ば強引に売っている、というイメージがあるのであればそれは間違い。実は泥臭い努力の積み重ねで自分というブランドに信用を積み重ねていくイメージなんです。
・営業職を踏み台に
営業職を経験しておくべき。と言っている時点で営業職で終わる気は無い。と言っているようなものですよね。その通りで一生営業職というのもつまらないでしょう。その後の人生できっと営業の経験が役に立つからおすすめですよってぐらいのニュアンスです。それがなぜか。前述したように営業とは手駒をどのように配置して最良な結果を出すか求められるポジションです。ここでいう「手駒」とは会社の商品やサービス、人材を指します。そしてやがてその「手駒」にさえも自分の価値観を付け加えたいと感じるようになります。そうなった時、人は初めて自覚します。会社員では限界があると。
となるとどうするのかというと自分で「手駒」を作り始めます。そう「自分の商品」ですね。なにとなにを組み合わせてどこをアウトソースしてと正解のないパズルが楽しくなるはずです。ピースがどうしてもハマらないのであれば裏技でピースの形自体を変えることだってできてしまう。これこそ経営者的感覚ですね。
・終わりに
単純に潰しのきく人間になるって意味でも営業職の経験は必須と考えています。例えば今後ぼくが一緒に仕事する仲間を募るとしたら営業経験は必須としたいと思うほどです。(実際にそうするかはわかりませんが)
もし就職活動や転職、キャリアチェンジなどで悩んでいる人で営業職を視野に入れていない、って方はぜひ入れてください。営業は向き不向きで判断されがちですがそんなことはありません。喋りが上手くても評価されない営業マンはたくさんいます。逆に無口で愛想が悪くてもものすごく信用を勝ち取っている営業マンも何人も見てきました。
自分に営業職は向いていないと感じているのであればそれはチャンスです。さらに営業というスキルも身につけたら無敵になれそうではないですか。そのくらい軽い気持ちで一歩踏み出すってのもアリだと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。