ブラック企業での営業経験のある「みずたこ」と申します。営業所長を経験後脱サラ。辞めてから真っ黒だと気づきました
在籍中は「グレー」ぐらいに思っていました。自分を否定するようで嫌だったのかもしれません
自分が選択した会社がブラックで苦しいということは、自分の選択を否定しているようで苦しかったのです
でも今となればもっと早く決断しておけば良かった、もっと早く行動を起こしていれば良かった、そう思っています
・営業職は人生で1度は経験したい
まず最初に、ぼくは「営業」という仕事には誇りを持っていて
「営業ができる人間」=「人間としてのレベルが高い」とまで思っています
だから人生で1度は営業という仕事を経験して欲しいと考えています。特に、一般的な収入よりかは稼ぎたいと考えている人、将来は独立開業したいと多少でも考えている人
全ての基礎となりますから営業という仕事は大変おすすめできます
それらを踏まえてメリット、デメリットの話を聞いてください
・営業職のメリット
・コミュニケーション能力
イメージ通りですがないよりはあったほうがいいスキル。ちなみに「喋り」のスキルとは違います。「喋りのスキル」も営業職の種類によっては上がりますがそこまでメリットとはかんじません
コミュニケーション能力とはどちらかと言えば「喋らない能力」です
「傾聴」といったりしますが聞き出す能力が営業には大事でそれこそがコミュニケーション能力なんです
いわゆる相手に合わせたノリです
・場の空気を読む能力
・場の空気を変えられる能力
・相手のもっとも心地よい人間に化ける能力
・経営視点
スモール起業が注目を集めている現在では非常に重要な観点が磨けます
営業ってパズルをすることも多いんです
この案件、お客様の希望に答えるためには・・・、あの人とこの人を引っ張ってあの業者のこのサービスを使って・・・、と目的達成のためにの手段として普段から持っている(増やしてきた)ピースを組み合わせて最善の1手を打とうと考えるんです
これって会社経営と同様の思考、柔軟性が必要なんですね。「個人で稼ぐ」とかでも同じく当てはまります
営業職って、ただ売るだけではないんですよ
・最低限のビジネスマナー
名刺交換の仕方とか接待での立ち振る舞いであったりは嫌でも経験するでしょう。ぼくが割と驚いたのは、営業経験のない50歳ぐらいの方は初対面の挨拶すらスマートに交わせないこともあるってこと。人生経験程度でできそうなものですができない人はホントにできない。でも営業職の経験があれば間違いなくできます
最低限のビジネスマナーとは最低限の人としてのマナーでもありますから身につけておいて損はないですよ
・営業職のデメリット
・きつい
大手企業とかでない限り基本的にきついです
ノルマという数字に常に追われるのが基本です。月末になんとかノルマクリアして喜ぶのも束の間、明日からは今月なんとかクリアした数字の1.1倍やらなければならないとか営業あるあるです
そう、頑張っても頑張っても楽にはならないんです
・手に職はつかない
よく「手に職」が身につかないから営業職を否定する人がいましたがぼくにはよくわかりませんでした。言い方は悪いですが「手に職」は使われる側。使う側にならないとこの資本主義では勝ち残れません
使われる側のマインドで仕事をしていると「手に職」はつきませんね、しかしサラリーマンではあるけれども将来独立のための練習として使う側のつもりで従事すれば、リーダーや経営者としてのスキルを身につけることができるでしょう、ようは本人次第ってことですね
「営業スキル」を「手に職」と捉えれば身につけることはできますがそうでないと「手に職」は営業職では得られないと考えていいでしょう
・まとめ
メリットは3つ、デメリットは2つ紹介させていただきました
もちろんまだまだありますし、「営業職」と1口に言っても業種業態によってメリット、デメリットは異なります。そこもまた営業職の面白いところなんですけどね
営業職の面白さって一言で言うと
「正解がないこと」
だと考えています
だからこそきついんですけどねwww
で、ブラック営業が蔓延ってしまう理由もここだと思うんです
どうしても結果を求められるから、結果が出ないと出るまでやるスタンスの長時間労働を強いられる。会社も上司も正解がわからないから根性論を唱えるしかないんです。で、大体「昔はもっとやってた」と過去の栄光を語り出す始末
はっきりいってそんな下降線の会社で働いていても楽しくないでしょう、ワクワクしないでしょう?ブラック営業で培ったスキルで人生変えましょう
営業スキルはそれができる可能性に満ち溢れています
ぼくは現在進行でそうしてますので少しでも参考になれば嬉しいです
thank you
【追伸】
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